色々な薬と瓶

抗生物質には数多くのジェネリック医薬品が存在していますが、アジーはジスロマックのジェネリック医薬品になります。ジスロマックは主に性病であるクラミジアの治療薬として使用されますが、アジーにはジスロマックと同じ成分であるアジスロマイシンを主成分としています。ジスロマックとの違いとしては、ジスロマックには250mgと500mgの2つの種類がありますが、アジーの場合高用量が販売されており、1錠に1000mgが含まれているので、治療に際し、何錠も服用する必要がありません。1日の服用回数は1回であり、期間も3日間だけで良いようになっています。クラミジアの治療薬にはクラリスロマイシンなどが使用されますが、クラミジア菌の耐性が進んでいないジスロマックを使用することが多いです。

アジーの成分であるアジスロマイシンは、マクロライド系の抗生物質であり、臨床試験においても約91%の人にクラミジアの症状が改善されたことが確認されています。さらにクラミジアだけでなく、副鼻腔炎やマイコプラズマ肺炎、歯周病といった病にも効果があり、マイコプラズマ肺炎では98%が、副鼻腔炎では100%の有効性も確認されており、抗生物質として有効性が高いものになります。アジスロマイシンの働きは、病原菌がたんぱく質の合成をするのを防ぐことにあり、合成を防ぐことによって病原菌が体の中で増殖するのを抑制しています。アジスロマイシンの場合も、細菌の細胞のみに作用するので、人の細胞を攻撃することはなく細胞に影響を与えることはありません。

性病もまた数多くありますが、アジーの場合性器クラミジア感染症の治療で使用します。クラミジア感染症は、クラミジアトラコマティスという名の細菌に感染することで引き起こされる性病であり、性病の中ではもっとも感染することが多いです。クラミジアに感染しても症状が現れないことが多いため症状を重くしてしまう可能性があるので、少しの異常が見られたら抗菌薬を服用して、体からクラミジア菌を取り除かなくてはなりません。

なお、ジスロマックのジェネリック医薬品であるアジーを服用してもすぐに良くなるわけではありません。服用から完治まではおおよそ3週間から1か月程度かかります。この間に性交渉を持ってしまうと相手に感染させてしまうことがあるので、完治するまでは控えるようにすることが大切です。さらに治療後も検査を受けるようにし、耐性菌ができて、菌が死滅していないかを確認するようにします。